メドベージェワのテストスケートの映像を見ながら。

メドベージェワの、テストスケートのショートプログラムの映像を見ました。

今シーズン、世界中からもっとも注目されている数分間、のうちのひとつだったと言ってもいいと思います。
五輪銀ののち、長く師事したエテリコーチのもとからカナダのオーサーのところに移り、これまでとはイメージチェンジをめざしているという彼女が、拠点を移して初めて公に見せる演技、でした。

世界中が注目していることがわかっていて、しかもロシアのスケート関係者勢ぞろいのリンクで、しかもしかもリンクサイドの正面側にどーんどーんと陣取った強圧の彼らに凝視されて……ああ、なんて怖い状況でしょう。
私だったら立ちすくんでしまいます。
っていうか、もし私がスケーターだったら、もちろん滑らなきゃいけない状況だし滑るだろうけれど、がっちがちでミス続出すると思います。

世界の大きな大会でたくさん優勝してきて、ロシア国内で、練習グループでさまざまな思いを味わってきて、そして今ここにいる。
だからこそ、メドベージェワ(に限らないけど)はものすごく強い。
当たり前のことを、改めて、強烈に、感じました。

特に意味はない写真ですが、ヘルシンキワールドの公式練習リンクに向かう洞窟っぽい道の壁の絵です。

そしてもうひとつ。
そんな風に、スマホ画面のこっち側でびくびく見ていた私にとって、メドベージェワの演技後、正面でピンクのマフラーをした人が拍手してくれていたのが、とてもほっとさせてくれました。
タラソワ先生。
彼女があそこで拍手をすることで、いろいろな人たちのいろいろな気持ちが氷解したり温かく変化したりしたかもしれない、と思ったりしました。

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●9月15日(土)13:00-14:30
朝日カルチャーセンター 新宿教室
「フィギュアスケートの楽しみ方
 ~2006年トリノオリンピックを堪能する~」
12年前の2006年トリノオリンピックを覚えていますか?
今のような採点方式になって初めてのオリンピックでしたが、とはいえ、6.0方式だった旧採点方式のテイストもまだ残っていたあの大会。
男女シングル、ペア、アイスダンスすべてを振り返り、忘れていたこと、初めて知ることなど、フィギュアスケート観戦の喜びに浸る時間をめざします。

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●10月14日(日)10:30~12:00
NHKカルチャー 広島教室(※広島です)
「これまでのNHK杯を振り返り、これからのフィギュアスケートを展望する」

11月9日から始まる今シーズンのNHK杯は、広島で開催されます。
今回が40回目となるNHK杯ですが、広島開催は1991年以来2度目。
そこで、過去のNHK杯を振り返りながら、フィギュアスケートの大きな流れを体感し、さらに今シーズンのルール改正(4回転ジャンプの回数制限やGOEの評価幅の増加など)によって今後どんな展開が予想されるのかといったことを、これまでの試合現場やインタビューで見たり聞いたりした秘蔵エピソードとともにお話します。

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●11月3日(土・祝)13:00-14:30
朝日カルチャーセンター 新宿教室
「フィギュアスケートの楽しみ方
 ~相関関係から見るフィギュアスケート~」
脈々と続いてきたフィギュアスケートの世界では、当然ですが、すべてのスケーターが、数多くの人たちとつながって現在に至っています。
さまざまに影響を受け合ってきた者同士の相関関係からスケート界を見てみると、意外な発見があったりします。
スケーターやコーチ、振付師たちの意外な接点などをご紹介することで、演技をより奥深く見られる時間をめざします。

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●12月1日(土)13:00-14:30
朝日カルチャーセンター 新宿教室
「フィギュアスケートの楽しみ方
 ~プログラムの味わい~」
スケーターたちの滑るプログラムを分類してみると、いくつかにわけることができそうです。
例えば、映画やミュージカル、バレエなどの音楽を使って、もともとある世界観にさらにオリジナルテイストを加味するもの、また、テーマやストーリーはなく、音楽の調べそのままに滑るもの……こうしたさまざまなプログラムをじっくりと見ることで、プログラムの味わい方や楽しみ方のヒントをお話します。

朝日カルチャーの11月、12月一括申し込みは、こちらから。シーズン真っ最中でお忙しい時期になりますが、ぜひご検討ください。

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