「世界ランキング」は、どこで見る? どう計算する? #フィギュアスケート

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ここから数回、よく聞かれることをブログに書いていきます。

まず今日は、「世界ランキング」ってどこで確認できるんですかということ。たしかに、よくわからないかもしれないですね。
ISUのサイトに載っているのですが、まとめておきます。

■ISUのサイトで「世界ランキング」を見てみよう

ISU(国際スケート連盟)のトップページを開き、「FIGURE SKATING」をクリックします。


すると下のようなページになりますので、「Entries & Results」という文字をカーソルで触ると、さらに下に5行文字がでてくるので、そのなかの「World Standings」をクリックします。


そして現れるのが、下のようなページ。

この、「World Standings」から、その時点での世界ランキングが見られます。

(注:「World Standings」と「Seasons World Ranking」の違いなどが気になる方は、先に、下の「■「World Standings」と「Seasons World Ranking」」という見出し以下をご覧ください。)

私がキャプチャした上の写真は、「世界標準時で、2021年9月24日20:09」時点でのランキング、という意味になります。

ちなみに、このページの下に行くと、前のシーズン以前の、各シーズンの世界ランキング(Season’s World Ranking)を見ることもできます。


■世界ランキングの算出方法

また、ランキングのポイント計算方法は、このページの一番上の「ISU Communication 1629」で読むことができます(下の写真参照)。
英語です。

このPD

このPDF内の、気になる方が多いかなと思われる部分をいくつかまとめておきます。

まず、「どの大会の結果を世界ランキングに含めるか」ということについて。
以下の、1.1~1.5までの大会が含まれます。
1.6は含まれません(アジア大会とかユニバーシアードとかは、出場資格が限られてしまうので、とのこと)。

「上記の大会の、何位までの選手たちにポイントが付加されるか」について、以下に書かれています。

たとえば、上の2.1.6(黄緑下線)を見るとわかりますが、世界選手権など(2.1で言及されている大会)に出場した選手のすべてではなく、フリーに進めた選手たちのみポイントがもらえます。

下は、「この大会の〇位は〇〇ポイントです」という表。

上記で該当した、ポイントに関係する大会後に、世界ランキングが変動していきます。ちなみに、2010年7月から上記の方法でカウントされています。

(このあたり、Wikipediaによくまとめられています。Wikipediaだということをご理解されたうえで、参考にされるのもいいと思います。)


■「World Standings」と「Seasons World Ranking

ここまでざっくりと「世界ランキング」と書いてきましたが、ISUの用語としては、「World Standings」と「Season’s World Rankingと使い分けられています。

「World Standings」のほうが、いわゆる日本語でいう「世界ランキング」とか「世界ランク」とかというほう。競技できなかったシーズンのことも考量に入れて、前2シーズンも含めた計算がされます。

「Season’s World Ranking」は、今季のみのランキング。広い世界やメディアに対して、現時点での競技実績を反映する意図があります。

ですので、ISUの大会の滑走順のグループ分けなどの基準として使われるのは「World Standings」です。

■世界ランキングについての、私の感覚

世界選手権などのSPやSDの滑走順を決める時、前半グループと後半グループに分ける場合はWorld Standingsが使われますし、また、翌シーズンのGPにアサインされるかどうかにもかかわってきますので、そういう点では、World Standingsはとても重要です。

とはいえ、世界ランキングをまったく知らなくても演技を見るのには関係ないですし、ランキングを見たときに「ああ、今この人はこのくらいのランキングなんだな」とは思うけれど、演技の印象として、私は世界ランキングに影響されません。

とはいえ、世界ランキングについてどう算出されているのかなど知っておくのは大切だと思います。

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