今日4月1日の11時半ころ新元号が発表されるとのことだったのですが、その時間、私は電車に乗っていました。
11時25分ころ、電車に乗っている人たちを見ていると、結構皆さんそわそわとスマホの画面をのぞきこんでいるような様子。
それを見ながら、「自分から情報を取りに行かなかったら、どのくらいで新元号を知ることになるんだろう」とふと思ったので、11時半前からネットを見ないようにしてみました。
はらはらする場面もありました。
っていっても、べつにいつ知ってもいいんだからはらはらする必要もないんだけど……電車のボックスシートに座っていたのですが、同じボックスにいた女子大生2人が、「もうすぐじゃね?」「中継見よう」と中継を見始めてしまって。
もうちょっと違う形で知りたかったなあ、と思いつつ11時半を迎えたのですが、「まだ発表されてないよ」「手続きで、まだ時間がかかるんじゃない?」と言いながら、新元号が発表される前に彼女たちは電車を降りていきました。
それにしても、女子大生くらいの子たちも興味あるんだ、と、そんなことにちょっとびっくり、というか新鮮な思いに。
その後私も電車を降りたけれど、新元号に触れる機会なし。
いいぞいいぞと思いつつ、山の木々が楽しめるカフェに到着。
ちょっと寒いかなと思っていたのですが、席に着くと陽もさしてあたたかくなってきました。
小鳥もさえずっていて、いい感じ~。
お料理も大変に美味しく、すっかり新元号のことは忘れて、木々と小鳥のさえずりと食事とその後の読書を楽しんでいたところ、上空を大きな音のヘリコプターが。ああ、そういえば新元号はどうなったかな、と思ったその時、少し離れた席にいたおばさま2人組が、「あ、そうだ、今日11時半に発表じゃない?」とスマホを検索し始めました。そしてまもなく、「命令の令に、平和の和の令和だって」との声。12時39分でした。発表は11時41分だったそうなので、だいたい1時間で知ったことになりました。
このトライ、なかなかにおもしろかったです。
そのお2人は「なんだか冷たそうな印象ね」と言っていたのですが、私は、なんだかかわいい響きでいいな、と。
やっぱり人それぞれ、感じ方って違うものだなあ、と思ったり。
陽の当たる木々の中で美味しいものを食べつつ知った新しい元号によって、なんだかとても希望に満ちた気分になりました。
なんだろう、この、大きめのリスタートができるような気持ちになる感じ。
改元ってすごいなあ。
昭和から平成の改元は中学生の時でしたが、明るい感じ~という気分にはなれないムードだったけれど、天皇の崩御とリンクしない改元はとても清々しいですね。
カフェから帰る長い階段でははらはらと桜が舞い落ちていて、なんだか夢のようでした。
その後雨になったけれど、なんだか明るい雨。
気持ちの持ちようって、とても大事ですね。
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以下こんな講座もあります。
4月16日(火)19:000-20:30 朝日カルチャーセンター新宿教室
1月と3月の講座、「ヤグディンとプルシェンコを語る」が好評だったことから、さらにこの2人の戦いを掘り下げる講座です。今回は、2000-01シーズンのグランプリファイナルと2001-02シーズンのグランプリファイナルに大会を絞り、深くじっくりお話します。1月と3月の講座に参加された方はもちろん、参加されなかった方にも、2人のファンにも2人を知らない方にも楽しんでいただけます。2人の熱い戦いを堪能しましょう。
フィギュアスケートの楽しみ方 ~2018-19シーズンとは・・・~
5月11日(土)13:00-14:30 朝日カルチャーセンター新宿教室
2018-19シーズンには、大きなルール変更がありました。これによってどんな変化があったのか、なかったのか、また、それぞれの選手たちがシーズン前にはどんなことを思い、結果的にどんな時間を過ごしたのか……など、今季全体を振り返る講座です。シーズンインしてからは毎週のように試合があったため、記憶はどんどん上書きされてきましたが、国別対抗戦から1か月たち少し落ち着いた今、今季を俯瞰します。
6月は、DOIとかぶってしまいました・・・。
6月29日(土)13:00-14:30 朝日カルチャーセンター新宿教室
「アイスダンスと言ったら、トーヴィル&ディーンの『ボレロ』だね」とか、「ペアと言えば、ゴルデーワ&グリンコフの『月光』でしょう」など、フィギュアスケート界には、伝説の演技というものがあります。伝説の演技には、伝説になるだけの理由があり、それを知ることで、ますますフィギュアスケートが好きになることと思います。今回の講座では、そうした伝説の演技を、当時のスケーターの状況や思いとともにお話します。