ある視点から⛸

選手たちの年齢対応表・女子選手(シングル/ペア/アイスダンス)編

前回の、シングル、ペア、アイスダンスの主要男子選手たちの年齢対応表に続き、今回は女子選手バージョンです。

こうした表は、毎年自分の手元のノートにちょこちょこと書いていたのですが、手書きだと毎年更新しなくてはならず、ちょっと手間だったので、ブログにしておくのは便利だと気づきました。

あくまでも私個人のフィギュアスケート観戦のお供的な作業ですので、間違いやこの人がいない、などがある可能性があります。そんなときはどうぞ優しくメールなどで教えていただけると嬉しいです。

年齢対応表(女子選手)

生まれ年2021年の年齢
(誕生日前→後)
2022年の年齢
(誕生日前→後)
女子(シングル、ペア、アイスダンス)
198535→36歳36→37歳 
198634→35歳35→36歳 
198733→34歳34→35歳9/27 ヴァネッサ・ジェームス
198832→33歳33→34歳 
198931→32歳32→33歳8/12 ギニャール
199030→31歳31→32歳 
199129→30歳30→31歳6/10 アレクサ・クニエリム
199228→29歳29→30歳1/16 パイパー
2/24 ハベル
7/1 ムーアタワーズ
7/2 チョック
7/18 ロランス・フルニエ・ボードリー
7/28 小松原美里
11/3 ウルタド
199327→28歳28→29歳3/3 村元哉中
199426→27歳27→28歳4/21 シーユエ・ワン(王 詩玥/おう しえつ/ワン&リウ)
6/8 アリソン・リード

12/17 エフゲニア・タラソワ
199525→26歳26→27歳4/29 シニツィナ(シニカツ)
5/10 パパダキス
7/18 ウェンジン・スイ(隋文静)
7/22 アシュリー・ケイン

8/8 大庭雅
8/19 ステパノワ

8/26 ジョセフィン・TALJEGARD(SWE)
199624→25歳25→26歳4/18 マライア・ベル
(7/1 ソトニコワ)
9/12 ニコル・ショット
11/4 ハワイエク
12/17 トゥクタミシェワ
199723→24歳24→25歳4/1 スマート
4/23 チェン・パン(彭 程/ホウ・テイ/パン&ジン)
8/8 新田谷凜
199822→23歳23→24歳1/13 デールマン
1/31 テネル
3/26 宮原知子
(6/5 リプニツカヤ)
199921→22歳22→23歳6/11 ライラ・フィアー
8/16 カレン・チェン
8/22 三原舞依
10/28 アンバー・グレン
11/5 ルナ・ヘンドリクス
(11/19 メドベージェワ)
200020→21歳21→22歳2/9 サハノビッチ
(2/14 トゥルシンバエワ)
4/9 坂本花織
5/19 横井ゆは菜

11/6 LAJOIE(CAN)
200119→20歳20→21歳1/2 樋口新葉
1/20 ボイコワ
4/24 ミーシナ

5/2 アナベル・モロゾフ
6/23 スター・アンドリュース
8/21 本田真凜
11/15 パガニーニ
11/26 白岩優奈

12/17 三浦璃来
200218→19歳19→20歳1/12 川畑和愛
(5/18 ザギトワ)
6/24 グラコバ(POL)
7/21 紀平梨花
7/30 サモデュロワ
9/19 Yi ZHU(CHN)
12/2 グバノワ
12/22 Alexandra FEIGIN(BUL)
12/31 山下真瑚

12/31 パブリチェンコ
200317→18歳18→19歳1/17 エヴァ・ロッタ・キーバス
1/23 キム・イェリム
2/14 マデリン・スキーザス(CAN)
2/26 イム・ウンス
4/18 鈴木なつ
5/8 サフォノワ(BLR)
8/15 住吉りをん
8/24 コストルナヤ
10/6 ミクティナ(AUT)

10/3 グリーン(グリーン&パーソンズ)
200416→17歳17→18歳1/7 Alina URUSHADZE(GEO)
3/12 オードリー・シン
3/28 シェルバコワ
5/27 ユ・ヨン
6/23 トゥルソワ
8/5 シニツィナ(女子シングル)
10/10 松生理乃
10/31 河辺愛菜
200515→16歳16→17歳2/1 Lindsay VAN ZUNDERT(NED)
3/15 ウィ・ソヨン
4/16 イ・ヘイン
5/1 千葉百音
8/8 アリサ・リウ
8/21 吉田陽菜
200614→15歳15→16歳4/26 ワリエワ
5/22 ウサチョワ(ウサチェワ)
5/25 マイア・フロミフ
↑↑↑↑↑ここまで、北京五輪出場可能。
8/4 ムラヴィヨワ
200713→14歳14→15歳2/18 サモデルキナ
7/7 アカテワ 

アイスダンスは25歳以上、その下にシングル、ペアは案外ばらけて分布している。

女子シングルが赤、ペアが緑、アイスダンスがオレンジ、と色を変えてみたのですが、予想通り、分布に特徴があります。

アイスダンスは25歳以上の選手が多い
とくに1992年は、アイスダンスで世界的に活躍する女子たちがたくさん生まれたんだな、という感想を持ったりしました(笑)。

ペアも比較的上の方に陣取るかと思いきや、そうでもなかった。
三浦璃来さんは新進のペアスケーターという印象ですが、ザギトワより年上です。そして、同じペアのボイコワやミーシナと同じ年生まれ。そうか、そうだったのか、と開眼させられた思いです。

(この表での)女子シングルの最上位は、1995年生まれの大庭雅さん。シニツィナ(アイスダンスの)やパパダキス、ステパノワ、ペアのスイ&ハンのスイちゃんたちと同じ年生まれなんですね。
そう見ていくと、1996年生まれのリーザ・トゥクタミシェワ、すごいです。

表の下の方を見ると、

  • ワリエワ
  • ウサチョワ(ウサチェワ)
  • マイア・フロミフ

3人が、年齢制限内に比較的ギリギリなところで入ってきていることがわかります。
年齢制限でギリギリ入ってきてるんだよねーとなんとなく思っていたアリサ・リウは、そこまでギリギリではありませんでした。多分これは、初めてアリサを知ったころ、「こんな小さいのに、北京出場できる年齢だって」と思ったからだろうと想像。ファクトを確認するの、大事です!

また、男子の方も同じですが、引退したり競技から一線を引いているけれど、世界ランキングに名前がまだ載っていたり、五輪金メダリストだったりする選手は、( )で表に入れました。

女子では、1996年のソトニコワ(リーザと同じ年生まれで、小さいころからずっと一緒に戦ってきました)、1998年のリプニツカヤ、1999年のメドベージェワ、2000年のトゥルシンバエワ、2002年のザギトワですね。

リプニツカヤは、デールマン、テネル、宮原さんと同じ年生まれなんだ、と気づきます。
リプニツカヤって2014年前後のイメージが強いので、その後シニアに出てきたこの3選手とは世代が違うように思えます。まあ、年齢を軸にした世代と、競技キャリアを軸にした世代って、ちょっとズレることもあるのだけど。

だからなんだと言われたらそれまでなのですが、ただ、なんとなくでいいのでこうした視点も持ちながら見ると、またフィギュアスケートが違って見えてくることもあります。そして私は、そういうことも観戦の楽しみのひとつだと感じています。

次回は、この表の男子バージョンと女子バージョンをまとめます。

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hasegawahitomi
ライター 長谷川仁美です。 フィギュアスケートのこと、そのほかに日々のことなどを。 「やっぱり、フィギュアスケートっていいな」「やっぱり日常っていいな」という思いで、このサイトを続けています。