五輪開幕が、カウントダウンできるくらいまで迫ってきましたね。
私は日々、北京をイメージしながら生活しています。
たとえば……
目次
今、誰が何を練習しているのかの想像
全スケジュールをチェック
ジャストナウ、誰がどこでで何の練習をしているのか、想像したりしています。もちろん、まだ北京入りしていない選手も多いし、全部の練習に出るわけでもないので、あくまでも想像ですけれど。
こちらに、フィギュアスケートの練習と試合、その他ドローなどなど、さまざまな日程すべてが網羅されています。
世界選手権などでもこういうスケジュール表をご覧になったことのある方も多いと思います。五輪は長丁場ですから、3枚目にまで展開されています。
この表、大好き! いつもじっくりと眺めています。
練習時間と曲かけ順をチェック
さらに、こちらの表も大事です。
これは、この練習時間にはこの人たちが練習しますよ、そして、曲かけはこの順番で行いますよ、ということがわかる表です。
これも世界選手権などで目にすることがありますね。
その2つを見て……
この2つがあればもう、「今誰が何を練習しているのか」想像できます。
たとえば以下の黄緑で囲ったところを見てください。
2月1日の7:50-8:25(北京時間。なので、日本時間で想像するときには、「+1時間」してください)には、男子の「3」、つまり男子シングルの第3グループ(練習グループです)の練習がある、ということがわかります。
また、表の上の方を見ると、「MR」とありますので、これはメインリンクでの練習になります。
右の「PR」は、プラクティスリンク(練習リンク)ですね。
下の写真を見ると、男子の第3グループは、カナダ(キーガン、サドフスキー)、韓国(ジュンファン、シヒョン)、ラトビア(デニス)、スウェーデン(マヨロフ弟)だとわかります。
「SP or FS」表記から、この練習での曲かけは、ショートでもフリーでも好きな方を申告してかけられますよ、ということがわかります。
曲かけはキーガンが1番、つづいてサドフスキー……という順番ですね。
もちろん、まだ北京入りしていない人もたくさんいるし、時間の関係で練習に来ない人もたくさんいるものですので、この時間の練習に選手が来ていたのかは不明です。あくまでも想像で!
これらをプリントアウトして、さまざまにメモしたりマーカーを引いたりして、日々のエア練習見学を充実させています。
北京五輪のエントリー、スケジュール、リザルトなど
北京五輪のエントリー、スケジュール、リザルトなどは、こちらから見られます。
なかでもよく見られる……リザルトは、こちらです。(競技が始まるころにオープンします)。
2018年平昌五輪取材時のスケジュール表
先日、昔のノートを探していたところ、平昌五輪取材時のこのスケジュールが出てきました。
3枚のうちの2枚目です。一部、白で消しました。
毎日、その日のスケジュールがよく見える形に折って、ポケットに入れて、何かあるたびに取り出しては確認したり新しい予定を書き込んだりしていました。
2月14日の下には「強風」とあります。
その文字を見て、4年間忘れていたことを思い出しました。
そうそう、この日、江陵(フィギュアスケートの五輪開催地)はものすごい風だったんです。試合後にメディアルームにいたところ、私を含めたくさんの人たちの携帯のアラームが鳴りだしました。見ると、ハングル文字……なのでなんだかわからなかったのですが、どうやら「強風注意」的なものだったよう。
たしかにメディアルーム(大きししっかりしているけれど、テントといえばテントのようなつくりでした)の屋根というかテント屋根はものすごい揺れていました。外もすごい風で、小さなテントが崩れて飛ばされていたし。懐かしいなあ。
こちらは3枚目。なんだか、ものすごくハビを探しています(笑)。
そうだそうだ、パトリックのインタビューは、女子フリーの最終グループのあたりにかぶったんだった、とか思い出します。
というようなことも思い出せるこのスケジュール表です。
ぜひ皆さんも、今のうちにプリントアウトして、何かメモしたりしておくと、何年後かにふと取り出したときに、楽しい思い出と再会できるかも、ですね。