さて、ここからは決勝的な感じの戦い、フリーです!
SPとRDが終わった時点の順位
さて、SPとRDが終わり、上位5か国が決まりました。
ROC、アメリカ、日本、カナダ、中国です。
順位とポイントはこちら。
男子FS
男子FSは5人だけになりますね。
あっという間に終わってしまいます。
オンタイムのリザルトは、こちら。
滑走順は、SP順位の逆順です。
1週間で4演技すること、について
男子の中には、1週間で4演技する人が出てきますし、その後のカテゴリーの選手たちにしても、短期間に複数の演技が続くわけで……と結構いつも心配しているのですが、木原選手のこのコメントがとてもよかった。
木原選手は、ソチ、平昌で、団体戦SP、FSの直後に個人戦SPというものを経験しています。
「1週間のうちに試合が続くけれども、普段の練習に比べたらプログラムをかける回数が減るわけだから、そんなきつくないよねという話になって。普段、もっと本当にきつい練習をみんなしていると思うので。1週間のうちにたった数試合しかやらないので。まあ、大丈夫だよねっていう話になりました」
https://news.yahoo.co.jp/articles/79baec8cea48ccd1c9bac47d14c3d2b8f44efed1
出場選手紹介
1.ローマン・サドフスキー(カナダ)
今回、初めての五輪で4つ演技をしそうな感じです。
当初の予定では、きっとキーガンとSPとFSを分け合うはずだったと思われますが、キーガンのコロナ陽性→陰性2回が出ない→出た→直行できず、ハブ空港を通過せねばならず、ヨーロッパ経由で来る? というようなこと(らしい)で、キーガンはまだ北京に向かう途中です。
ということで、サドフスキー22歳が、団体戦2つがんばります。
団体SPでは冒頭でミスがありましたが、でも次第に滑らかで気持ちいいスケートになってきました。フリーも楽しみです!!
2.ボーヤン・ジン(中国)
団体戦FSに進んだことで、1週間で4演技することになりそう(個人戦のSPでも6人はFSに進めないので念のため「なりそう」表記)な人が3人になりました。その1人、ボーヤンです。大変だとも思いますが、予想していたことと思いますし、母国開催の五輪で何度も演技ができるのは、幸せなことでしょう。
3.マルク・コンドラチュク(ROC)
北京五輪フィギュアスケートに出場する全選手のなかで最年少なのが、コンドラチュク。18歳です。ちなみに18歳男子は4人いて、鍵山選手と、ROCのトリオ(コンドラチュク、セメネンコ、モザリョフ)です。
ROCは、団体男子SP,FS1人にしたんですね。意外でした。私の予想的には男子複数枠がある国は、みんなSPとFSをわけるのだと。
ペアは、ミーガリのほかタラモロもボイコズも北京入りしています。てことで、ペアも2スポットかな。
もしくは、ペアは1スポで、女子のSPワリエワ、FSトゥルソワとか? この場合は、「五輪の金メダルを持つべき人に持ってもらいたい」的な感覚?
いずれにしても、ROCの団体戦の選手使用枠が謎になってきました。
そして、コンドラくんは1週間で多分4演技。18歳だし、回復はやいし、だいじょうぶとは思うけれど、がんばれ!
4.鍵山優真(日本)
五輪初出場、鍵山選手。団体戦1日目は、最初から元気にキス&クライに座って、応援していました。坂本、樋口、宇野の3選手とともに北京の選手村に着いた、という写真でも、なんだか意外とほのぼのしい感じ。(すごく愉快な感じの鍵山選手の写真を見たはずなのですが、いま探しても見当たらない。どこへ?)
5.ヴィンセント・ジョウ(アメリカ)
ヴィンスはマンダリン(中国語の標準語といわれるもの)が話せるんですね。
SPの『Vincent』は、本当に本当に素敵で、大好きです。パイ&ポ―たちが使っていたときもすごくいいなーと思っていたのですが、ヴィンセントの『ヴィンセント』はまた全然違う。昨季からの継続使用ですが、今季のスケアメでのSPが、本当によかったし衝撃的でした。
ヴィンスのインスタのこの写真が好きです。ラルフローレンのマネキンたちと並んでポーズ。