日々

30日でどのくらい字が変わるか?

大学生のころから、自分の字に、ちょっとコンプレックスがありました。

幼稚園の頃から小学生の高学年くらいまで書道教室には通っていて、

毛筆も硬筆もそれなりに上達しました。

高校生のころまでは、どちらかというと自分の字は好きだったと思います。

ですが、大学の終わりくらいになると、字が乱れてきて・・・なんだか思ったように書ける日と書けない日が出てきて、それがだんだん苦痛になってきました。

 

今は、「今日はなんだか、いい字が書ける」とか「このペンだと気に入った字が書ける」ってことがたまにありますが、基本的には「字、なんとかしたい」って思っていることの方が多くなりました。

そんな風に思って10年以上っていうか20年弱経ったのかな。

もうそう思い続けるのにも飽き飽きしてきたので、ひとまず、自分だけでできることをやってみようと思って、これを買ってきました。

ずっと気になっていたペン字の本

 

でも、勝手からもう1か月くらいが経とうとしています・・・

NHKの語学講座のテキストも、大学時代の4月の講義選択のときもそうだったけど、「なにか新しいことを始める直前のわくわく」ってたまらなく好きです。

やる気に満ちているし、それが達成された後の自分を夢想して、ふふふって気分になるから。

なんだか未来が開けている感じになります。

 

なーのーにー。

買って満足しちゃうことが多くて。

 

今回のこの本も、「30日で」ってことなので、今始めちゃうと平昌五輪にも持って行って、韓国でもやらなきゃいけないなんて(めんどくさい・・・)って思ったりしてぐずぐずしちゃったのですが、でも、やりたい。

それなら、とりあえず始めちゃって、韓国に持っていってやればいいんじゃん、と思い、(ていうか、平昌の宿泊部屋の中で、ペン字をやっている自分、っていう姿を想像して、そのきちんと感にちょっとわくっとしたので)今日から始めることにしました。

 

 

てことで、わくわくしながらスタート!

30日間でどのくらい字が変わるのか、希望としては、字がきれいになっているのか、を見てみたいと思います。

 

ていうことで、スタート前の字。

恥ずかしいですが、こんな感じです。

うまく書こうとも下手に書こうともしなかった、普段の字。これを載せるの、なんだかものすごーーく恥ずかしい。

 

「第1日目」の今日の分は、ひらがなの「あ」~「ぬ」まで。

ヨユーじゃん、って思っていたのですが、これ、結構時間もかかるし、根気もいりますね。

お手本を見ると「簡単に書ける」って思うんだけど、実際に書いてみるとなんだかバランスの悪い字になってしまって。

ひらがなを意識して書くことなんてほぼなかったので、新しく知ることばかりでした。

「く」は、折れた後の線の方がすこし長い、とか、

「け」の3画目は、2画目の横棒の真ん中を通るのではなくて、左から2/3くらいの位置(右寄り)を通る、とか。

「ぬ」のさいごのくるんってところの位置も、全然思いもしない場所だったし。

いやー、勉強になります。

9回も書けば十分だと思ってたのに、書き始めると9回じゃとても足りない。もっと書きたい気持ちになりました。

大人になってペン字を始めると、それまでの癖があるので自分に浸透させるまでには時間がかかりそうだけど、子どものときになんとなくお手本を見て書いていたのとは違って、頭を使って覚えるので、それはそれで効率がいいんじゃないかな、と。

 

たった1日でこんなにいろいろ発見があるとは、驚きました。

さあ、毎日続けられるか?

30日後の字の変化に期待して、がんばります。

 

 

ABOUT ME
hasegawahitomi
ライター 長谷川仁美です。 フィギュアスケートのこと、そのほかに日々のことなどを。 「やっぱり、フィギュアスケートっていいな」「やっぱり日常っていいな」という思いで、このサイトを続けています。