2022北京オリンピック

北京五輪の派遣選手選考基準を、まとめておきます。

全日本選手権、4日めになります。
ここまでで、アイスダンスと女子シングルの競技が終了しました。
昨日も、何度も目頭を熱くしたり、涙腺のコントロールができなかったりすることが、多々ありましたね。

全日本の素晴らしさというのはさまざまにあるのですが、今回は、北京五輪の派遣選手選考基準を、まとめておきます。

選考基準

北京五輪の日本代表選考基準はこちらです。

12月26日正午現在の、状況です。

男女シングル

アイスダンス

男女シングルの選考基準

① 全日本選手権大会優勝者を選考する。

男子:未定
女子坂本

②以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して 1 名選考する。

A)全日本選手権大会2位、3位の選手

男子: 未定

女子樋口、河辺

B) ISU グランプリファイナル出場権獲得者

男子鍵山、宇野

女子坂本

C)全日本選手権大会終了時点での ISU シーズンベストスコア上位3名

男子: 宇野290.15/NHK杯、 鍵山286.41/フランスカップ、 佐藤264.99/フランスカップ
男子のシーズンベストスコアランキングは、こちら

女子坂本223.34/NHK杯、 三原214.95GPイタリア、 宮原209.57/GPイタリア
女子のシーズンベストスコアランキングは、こちら

③以下のいずれかを満たす者から総合的に判断して、①、②で選考された選手を含め 3名に達するまで選考する。

A)②の A)B)C)に該当し、②の選考から漏れた選手

男子
女子:(可能性として)樋口、坂本

B)全日本選手権大会終了時点での ISU ワールドスタンディング上位3名

男子鍵山(1位)、羽生(6位)、宇野(9位)
男子のワールドスタンディングは、こちら



女子坂本(4位)、紀平(8位)、樋口(14位)
女子のワールドスタンディングは、こちら

C)全日本選手権大会終了時点での ISU シーズンワールドランキング上位3名

男子鍵山(3位)、佐藤(10位)、宇野(12位)
男子のシーズンワールドランキングは、こちら

女子坂本(8位)、樋口(9位)、三原(10位)
女子のシーズンワールドランキングは、こちら


D) 全日本選手権までに派遣した国際競技会、および強化部が指定した国内競技会におけるシーズンベストテクニカルスコア上位 2 名

強化部が指定した国内競技会」とは、東日本選手権、西日本選手権、東日本ジュニア選手権、西日本ジュニア選手権、全日本ジュニア選手権、全日本選手権のこと。

また、「シーズンベストテクニカルスコア」とは、当該シーズン対象競技会(同一競技会内)における、最も高かったショートプログラムとフリースケーティングのTotal Element Score 合計得点のこと。
「同一競技会内」ということは、SPとFSの両方を揃えられたか、ということですね。

以下、探して手で計算しました。

男子宇野(NHK杯56.55 +96.99 = 153.54)、鍵山(GPフランス 55.42 + 95.57 = 150.99)
女子三原(GPイタリア39.29 + 77.01 = 116.30)、坂本(NHK杯40.76 + 74.95 = 115.71)

ペア、アイスダンスの選考基準

A)全日本選手権大会最上位組

小松原&コレト

B) 全日本選手権大会終了時点での ISU ワールドスタンディング最上位組

小松原&コレト(36位)
アイスダンスのワールドスタンディングは、こちら。村元&髙橋は50位。

C)全日本選手権大会終了時点での ISU シーズンワールドランキング最上位組

村元&髙橋(24位)
アイスダンスのシーズンワールドランキングは、こちら。小松原&コレトは37位。

D)全日本選手権大会終了時点での ISU シーズンベストスコアの最上位組

村元&髙橋(14位)
アイスダンスのシーズンベストスコアは、こちら。小松原&コレトは33位。

ペアは、すでに内定しています。

ペアは、すでに三浦璃来&木原龍一に内定が出ています。

その他、注意事項

※ 最終選考会である全日本選手権大会への参加は必須である。
ただし、過去に世界選手権大会3位以内に入賞した実績のある選手が、けが等のやむを得ない理由で全日本選手権大会へ参加できなかった場合、不参加の理由となったけが等の事情の発生前における同選手の成績を上記選考基準に照らして評価し、大会時の状態を見通しつつ、選考することがある。

ということで、代表決定は、本日12月26日。発表も今夜です。以下で、代表発表の様子が見られますね。

ABOUT ME
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ライター 長谷川仁美です。 フィギュアスケートのこと、そのほかに日々のことなどを。 「やっぱり、フィギュアスケートっていいな」「やっぱり日常っていいな」という思いで、このサイトを続けています。