ということで、団体戦最後になります。3日目は、3カテゴリーあるけれど、どれも5人(組)なので、サクサク進みますね。
女子FSについて
競技開始は、11:35-12:21(日本時間:12:35-13:21)。
滑走順と、オンタイムのリザルトは、こちらから。
女子FSのエントリーを見て思うこと
女子は、坂本選手以外の4人は、SPも滑ったんですね。
中国、カナダは1枠だから、ROCは全カテロシア内1位を出すから、という感じですね。
アメリカは、男子は日程的に厳しいから2人、アイスダンスも2組が拮抗していて、メダリストにふさわしいから、というような理由(予想)で、女子とペアが1スポずつですね。
アメリカ女子は1スポだろうとは思っていましたが、出場はカレンだったなーと。世界ランキングか全米チャンプかどちらかを出すだろうと思っていたのですが、五輪という国際舞台としては賢明な選択なのかもしれません。
選手紹介
1.イ・シュー(中国)
SP、FSとも振付けがジェフです。
インスタを見たら、とてもかわいらしいお嬢さんですね。羽生選手、真凜選手、ジェフなどと一緒の写真も。私が興味深かったのは、小さいころのコーチたちとの写真のなかに、イワン・ディネフとアンジェラ・ニコディノフがいたこと。その2人に教えてもらっていたんだ、ということも、その2人がまだ一緒に仲良く(?)しているんだな、ということも、嬉しい。
2.カレン・チェン(アメリカ)
SPのカレン、とても素敵でした! 転倒はあったけれど、2度目の五輪をすごく楽しんでいるんじゃないかなという感じで。それを求めてこの4年頑張ってきたので、嬉しそうに滑っている姿を見られるのは、本当に嬉しい。
そして、カレンのスパイラルを見ると、ああ、アメリカ女子! と思う。いまだに思うし、多分ずっと思うんだと思う。(アメリカ女子は、2000年代前半くらいまで、ものすごくきれいなスパイラルを見せる人が多かったのです。クワンとかサーシャとかその他たくさん)。
3.マデリン・シザス(カナダ)
SPを見て、北京五輪では彼女の演技を見逃さないようにしよう、と思いました。
FSは『蝶々夫人』ですかーー!いい、いい感じだと思います。
4.坂本花織(日本)
坂本選手の、2度目の五輪が始まります。日本の報道を見ている感じだと、坂本選手もリラックスしている、というか、緊張しているに決まってはいるんだけど、その中でもいい感じの緊張というか、悪い感じが全然伝わってこないというか。彼女は、平昌でも団体戦のFSを滑っています。あの時の『アメリ』は、ノーミスではなかった。今年の彼女は、「平昌では、団体でも個人でもノーミスができなかったので」と、このあたりについてさらっと言及していました。さらっと言及しているけれど、何度も聞いたので、それはかなり残っているんだろうな、と。悔しかった4年前の演技を、消し去るような気持のいい演技を!
5.ワリエワ(ROC)
FSは『ボレロ』ですね。団体戦のメンバーを見るにつけROCの本気を感じるので、きっとジャンプ構成も落としたりせずに4回転を2種3回、トリプルアクセルも、という感じでしょうか。
あ、きっと15歳の彼女の場合は、上記のようなことがなくとも、多分構成を落としたりしないですね。
団体戦が終わると・・・
この後には、マスコットアワードが、リンクであります。みんな、ビンドゥンドゥンをもらえるんですね。
表彰式は、夜、別会場で。