2022北京オリンピック

団体戦/ペアFSが、始まります! 

さて、団体戦3日目、団体戦最終日です。

団体戦/ペアFS

競技スタートは、9:15(日本時間10:15)。朝早いですね。ペアの練習は、第1グループは6時からです。

5組なので、2グループに分かれての滑走になります。
滑走順は、SPの逆順。
滑走順、オンタイムのリザルトは、こちら

選手紹介

1.ジェームス&ラッドフォード(カナダ)

今季から競技に出始めて、いろいろ物議をかもしたけど、カナダ2枠目として五輪代表となった2人。4年前の平昌では、ヴァネッサは5位(団体戦はSP6位。フランスはFSに進めず)、エリックは3位(団体戦優勝)でした。
昨日の練習で、ヴァネッサとグアリーゼ(イタリア)が激しく衝突しています。下のジャッキーさんのツイートによると、今週(先週のこと)早い時期の練習で、エリックとデラモニカが軽くぶつかったか、近くに寄ってしまって声をかけて避けたか、ということがあったような気がする。そして2回ともエリックとグアリーゼの間で言い争いが起こった、と。

元気に当日を迎えられますよう。

2.三浦&木原(日本)

楽しみですねー。ただただ楽しみ。

フリー『Woman』は、ちょっと大人の夜っぽい雰囲気なのだけど、2人がその雰囲気にどっぷりと浸かって、音楽と相乗していく感じが、いいっ! SP『ハレルヤ』も音楽に合わせてぐいぐい行くプログラムで、2人にとても合っていますよね。SPとFS、全然違う感じの曲なのに、どちらでも同じように盛り上げていけるのは、つまり2人の力なんだろうな、ということを、毎回思うわけです。

3.クニエリム&フレイジャー(アメリカ)

アメリカはペアを2組に分けるのかと思っていました。というのは、クニエリム組は全米選手権をコロナのために欠場したので、その復帰(コロナ罹患後は、人によっては結構きつかったりするようなので)までに時間をとるのかなーとなんとなく想像したので。

SPもすごくよかったし、メダルに向かって気持ちものぼり調子のところだと思います。ほしいですよね、五輪メダル。クニエリムは、平昌で団体戦の銅メダルを持っています。でも、銀に手が届きそうなんです、がんばりますよね。

4.ミーシナ&ガリアモフ(ROC)

ROCが、団体戦に本気を出してきました。
というのを、この最終日の滑走順を見て、感じました。男子FSのコンドラチュクを見ても、まだ気づいていなかった、私は。

ROCは、北京五輪に現在のロシアの各カテゴリーのトップ1人(組)だけで戦うことにしたんですね。これまでのソチ、平昌には、こういう作戦を見せた国はありませんでした。

ミーシナ&ガリアモフは、SPでとてもいい演技をして、でもでもスイハンに0.19点及ばなかった。ほんの少しの点差ですが、スイハンは小さな点差の怖さをよく知っています。(平昌で0.43点差で銀メダルだったから)。そういう強さ、小さなことすべてをおろそかにしない圧を今のスイハンからは感じるし、逆にミーガリからは、のびやかさや若さのようなものを感じます。

ミーガリのFSは『スノーストーム』と『Time, Forward!』。どちらもロシアっていうかソビエト的な香りがする、とても好きなプログラムです。

5.ペン&ジン(中国)

SPはデュブレイユ、FSはローリーの振付なんですね。中国は近年カナダの振付師とよく仕事をしています。

そういえば、2017年世界選手権(ヘルシンキ)の帰りの飛行機の席が、ハオ・ジャンと隣でした。同じフライトにはカナダに帰る系の選手たちが多かったので聞くと「このままローリーのところに行って振付をする」と言っていました。余談ですが、ハオ・ジャンは、寝ている私のためにパンをキープしておいてくれたり、目覚めると「飲み物は?今ならフライトアテンダントが近くにいるよ」とかいろいろ気を遣ってくれました。元気かなー。

というようなことを思い出したのは、パンちゃんのもとパートナーがハオ・ジャンだからですね。パン&ハオ・ジャンとシャオユー&ジンくんの衝撃的な組みかえも、もう2015年のことなんですね、7年くらい前ですか。

ABOUT ME
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ライター 長谷川仁美です。 フィギュアスケートのこと、そのほかに日々のことなどを。 「やっぱり、フィギュアスケートっていいな」「やっぱり日常っていいな」という思いで、このサイトを続けています。