さて、世界選手権が始まります。
南仏モンペリエとの時差は8時間(日本が8時間早い)。ただし、27日(日)2:00AM以降は7時間。なので、エキシビの時間のみ要注意です。
目次
今大会のいろいろなまとめ(大会前段階)
モンペリエは、アルルとかに近いところなんですね。
会場のアリーナはこんな感じ。地図で見ると、海に近い。
リザルトや滑走順は、こちらから。
3月23日(水)
19:05~ 女子SP
25:45~ オープニングセレモニー
26:30~ ペアSP
ライブ中継に関しては、地上波(フジテレビ)で見られるものは地上波で、それ以外は、FODプレミアム(有料)かTVerとかかな。
各競技終了後、スモールメダルセレモニーとドローと上位3名(組)の会見は、このYouTubeで見られます。
五輪直後の世界選手権ということだけでなく、ロシアとベラルーシの選手の出場不許可、中国選手たちも不出場、ということで、五輪とは出場選手の雰囲気が変わってきています。
その他、忘れてしまわないように情報をまとめておきます。
欠場、繰り上げ出場(の一部)
ネイサンと羽生選手が欠場。
ネイサン→カムデン、羽生選手→三浦佳生選手→友野選手ということに。
キーガンが、問題なくモンペリエにいること。
キーガン、今回はちゃんと来られているし、靴も問題なさそう。
キーガンの今季の3つの試合をめぐるさまざまなアレコレ(ゴールデンスピンに荷物来ない、カナダ選手権に靴が来ない、五輪は団体戦(2つ滑る予定だった)は諦め個人戦もSP前日にやっと北京に入れた)についての詳細は、五輪期間中にインタビューさせてもらいました。北京五輪で感じた、亡くなった弟さんへの思いなども。インタビューしながら泣きそうになりました。
インタビューは、以下の『フィギュアスケートLife Extra 北京オリンピック2022』に掲載されています。
友野選手の繰上げ出場の実績まとめ
補欠からの繰り上げ出場でも、いつもすごい成績を残してきた友野選手。
その繰り上げ出場の歴史をまとめておきます。
1.2016年世界ジュニア選手権 SP、フリー、総合で自己ベストを出す。
2.2017年NHK杯 SP、総合で自己ベスト
3.2018年世界選手権 このときも補欠2番だったが、補欠1番の無良くんが辞退したので出場。SP、フリー、総合で自己ベスト。5位!
4.2020年四大陸選手権 SP、総合で自己ベスト
ウクライナ選手たちについて
ロシアによるウクライナへの侵攻により、辛く厳しい状況に追い込まれています。
北京五輪で、あの華やかな舞台で、笑顔で滑っていた選手たち、その周囲の人たちのことが本当に心配です。
ウクライナ代表はもともとこの人たちが世界選手権に出場予定でした。
男子・・・シュムラトコ
女子・・・シャボトワ →欠場を発表しています。3月1日時点でウクライナにはいない、と。キエフがホームです。
ペア・・・ホリチェンコ&ダレンスキー
アイスダンス・・・ナザロワ&ニキーチン 彼らのホームリンクはハリコフです。1か月前までは全然知らなかった地名、ハリコフ。いまや、ロシアに近いウクライナの主要都市でかなり侵攻されているということで知られるようになってしまって……。その後、ポーランドで練習をして、世界選手権に臨むとのこと。
ウクライナの連盟が3月7日に、選手たちのその時点での最新情報をアップしてくれています。このインスタの上の方の「Skaters Updates」で見られます。これをまとめた人もウクライナの連盟関係者のはず、ということを思ったりします。
現在の世界ランキングと、シーズンの世界ランキング
一応、まとめておきましょう。
Seasons World Rankingなども気になる方は、こちらのページにまとまっているので。
世界ランキング
太字は、今回の世界選手権に出場する選手たち。
ロシアのいない女子と、ロシアと中国がいないペアは、かなり様相が新しい感じに。
アイスダンスは、かなり激戦です。
ロシア勢以外は基本的に出ますし、北京五輪に国籍の問題で出られなかったアリソン・リード(キャシーとクリスの妹。リトアニア代表です)も出ます。アリソン達、ユーロで頑張っていたので、楽しみです。
スペイン、やっと2枠になりそう……でも、来季続けるんだろうか……涙。
男子では、北京五輪でつらい思いをした(個人戦SP前日に、コロナ陽性のために棄権を決断)ヴィンセントが、相当な思いを持って臨むでしょう。
■男子
1.ネイサン
2.鍵山
3.宇野
4.グラスール
5.ジェイソン
6.羽生
7.キーガン
8.クヴィテラシヴィリ
9.ワシリエフス
10.リッツォ
■女子
1.シェルバコワ
2.トゥルソワ
3.坂本
4.ユ・ヨン
5.トゥクタミシェワ
6.ワリエワ
7.コストルナヤ
8.樋口
9.アリサ
10.カレン
■ペア
1.ミーシナ&ガリアモフ
2.タラソワ&モロゾフ
3.スイ&ハン
4.ボイコワ&コズロフスキー
5.グリブル&ルデュク
6.ペン&ジン
7.ムーアタワーズ&マリナロ
8.クニエリム&フレイジャー
9.ギラルディ&アンブロジーニ
10.ルー&ミトロファノフ
■アイスダンス
1.チョクベイ
2.シニカツ
3.ハベダナ
4.ギニャファブ
5.パパシゼ
6.パイポ―
7.ボーソレ
8.フィアギブ
9.ステブキ
10.スマディア
日本勢は、男女ペアでメダル(いずれも金メダルの可能性!! 最高で3つの金とか、想像したことがなかったので、全体的にどきどきしています)の可能性というか、「メダルたくさん」の可能性!
ということで、今季最後の大きな大会、世界選手権が始まります!