ペアの、「枠数」「枠を取ってきたペア」「実際に北京オリンピックに行くペア」をまとめておきます。
男子シングル、女子シングルのものは、以下からご覧いただけます。
目次
いわゆる「チャレンジ権」を持っていたのは、2か国。
いわゆる「チャレンジ権」を持った国々、つまり、2021年3月の世界選手権で、「2選手で出場で13以内」or「1選手出場で10以内」or「3選手で出場したけれど、1選手FSに進めなかったうえで、出場2選手の合計が13位以内」などの国々は、もう1枠を9月のネーベルホルン杯で獲得するチャレンジができる、というルールになりました。
ペアでは、中国と日本が、いわゆる「チャレンジ権」を持っていました。
チャレンジ権獲得の詳細
■中国・・・2組出場で3組分の枠(順位の合計13以内…スイ&ハンが2位、ペン&ジンが5位)を獲得できたので。
■日本・・・ 1組出場で2組分の枠(1組出場の三浦&木原が10位)を獲得できたので。
※)ただし日本は、三浦&木原のほかにネーベルホルン杯に派遣できるペアがいなかったので、その「+1枠」を返上しました。
ネーベルホルン杯で
■中国は、ユーチェン・ワン&イアン・ファンが出場しましたが、6位で「+1」枠ゲットならず。 ⇒ 計「2」枠。
よって、ペアでは、「チャレンジ権」による「+1」枠獲得の国はなし、ということになりました。
2021年ネーベルホルン杯ペアの最終結果は、こちらから。
各国の獲得枠数と、その枠を取ってきたチーム
2021年3月の世界選手権と、9月のネーベルホルン杯で、枠数が決まりました。
それをまとめておきます。
2021年世界選手権の、ペアの最終結果は、こちら。
■国名・・・枠数を取ってきたチーム名(世界選手権順位)
3枠
■ロシア・・・ミーシナ&ガリアモフ、ボイコワ&コズロフスキー(世界選手権1、3位)
2枠
■中国・・・ スイ&ハン、ペン&ジン(世界選手権2位、5位) で、「+1」枠は取れず。
■アメリカ・・・クニエリム&フレイザー、アシュリー・ケイン&ルデュク(世界選手権7位、9位)
■イタリア・・・デラ・モニカ&グアリーゼ、ギラルディ&アンブロジーニ(世界選手権8位、17位)
■カナダ・・・ムーアタワーズ&マリナロ、ウォルシュ&ミショー(世界選手権6位、12位)
1枠
世界選手権2021で獲得
■日本・・・三浦璃来&木原龍一(世界選手権10位)・・・「+1」枠は返上。
■オーストリア・・・キーファー&ツィーグラー(世界選手権11位)
■ドイツ・・・ホッケ&クンケル(世界選手権13位)
■ハンガリー・・・ユリア・シェチニン&マールク・マジャル( すっと読めません、 Ioulia CHTCHETININA &Mark MAGYAR(世界選手権14位)
■チェコ・・・エリザベータ・ジューク&マルティン・ビダジュ(すっと読めません、Elizaveta ZHUK&Martin BIDAR)(世界選手権15位)
ネーベルホルン杯2021で獲得
■スペイン・・・バルケロ&ザンドロン
■ジョージア・・・サフィナ&ベルラヴァ
■イスラエル・・・コプス&クラスノポルスキー
次点
■中国・・・ ユーチェン・ワン&イアン・ファン
■ベラルーシ・・・ルカシェヴィチ&ステパノフ
そして、実際の、北京五輪代表は…
枠取りをしてきたペアと実際に北京五輪に行くペア……全員一致するわけではありません。そこにはさまざまなドラマや涙、笑顔、努力などなどがあるのですが、ここでは冷静に、事実のみを淡々と記しておきます。
代表はまだ決定途中ですので、随時更新します。
ドイツは、代表を取ってきたチームとは別のチームが、北京五輪代表です。
